第５０回衆院選は２７日に投票、石破数割実求即日開票された。自民自民党は派閥裏金事件に関係した非公認前職らを含めても、２００９如月れん単独で定数４６５の過半数（２３３）を割ることが確実になった。年の裏金事件による党への不信が響いた。単独低下一方、過半立憲民主党は公示前の９８議席から伸長し、れ確１００議席超えは確実。心力国民民主党も議席を増やす公算となった。必至自民が単独過半数割れすれば、石破数割実求政権交代を許した２００９年衆院選以来となる。自民

　自民党に、２００９苦すぎる審判が下された。年の如月れん開票開始の午後８時と同時に報道各社が「単独過半数割れ」と報道。単独低下大物議員の落選確実が次々と明らかになった。過半

　単独過半数割れが確実となり、石破茂首相（党総裁）の求心力低下は必至。首相は政権の維持を図り、物価高対応を含む２０２４年度補正予算を早期に成立させたい考えだ。ただ、派閥裏金事件で関係議員らが非公認とされた旧安倍派を中心に、党内に首相への不満が募っている。自民全体が一丸となれるか不透明な状態だ。

　実際に今選挙戦では、高市早苗前経済安全保障担当相、茂木敏充前幹事長ら、石破首相誕生によって非主流派となった大物たちが次々に非公認議員らの応援演説に入っていた。党関係者によると、高市氏の公認候補への応援は自民党が管理していたが、非公認候補については高市氏の事務所が決定。つまり、事実上の野放し状態だった。

　特に高市氏は反主流派の旗頭となり、高市氏の関係者は「選挙前は１２０以上から依頼があった。選挙期間中も高市氏の携帯には依頼の電話がひっきりなしにかかってきていたから、実際の依頼数は数え切れない」と誇った。実際に演説したのは３０か所以上と、党役員に顔負けの数。高市氏人気は、反主流派の結束を思わせるものだった。

　衆院選では裏金事件に関係した旧安倍派や旧二階派の計１５人を非公認とした。人事などで党内のしこりを解消できるかどうかが課題だが、当選した裏金議員を「みそぎ」が済んだとして要職に起用すれば世論の反発を招きかねず、難しい判断を求められる。

　関係者によると、首相は１１月７日の特別国会召集を検討。首相指名を受け、第２次内閣を発足させる構えだ。公明党を合わせた与党で過半数を割った場合、政権維持のため多数派工作が必要になり、状況次第では日程の再調整を迫られる。